梨の開花! 稲城のめしべの苦悩

 

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梨の花
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豊華
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稲城

梨が開花しました

 

場所や畑により開花時期は異なりますが、数日の間に華やいでまいります。可憐な梨の花をご覧ください。

特産の「稲城」は交配(人工授粉)が難しい品種です。

その原因のひとつが雌蕊(めしべ)の形状にあります。左下の花は「豊華」(ゆたか)という品種です。めしべの形状が力強く真っすぐに伸びています。一方、右下の「稲城」の花のめしべは先端が曲がり、少し頼りない形をしています。この性質は花の老化とともに顕著となり2~3日で放射状に倒伏してしまいます。老化した、めしべは受精能力が下がります。さらに形状が四方にむいてしまうことで理想的な受精ができなくなってしまうと考えています。

この時期の低温と雨で、例年の3割程度しか実がならなかった生産者もおりました

その為、ほかの品種より人工授粉の回数を増やし、良い果実を作る努力をしています。

少し近くで花を観察してみるとおもしろいですよ